2026.02.27
高精度と効率化を実現するレーザー加工機──製造現場の進化
三和式ベンチレーターの製造現場では、鉄板加工の中核を担う設備としてレーザー加工機を導入しています。本機は鉄板専用の切断設備であり、あらかじめ入力されたプログラムに基づいて、指定寸法どおりに高精度で切断を行います。円形部材や長尺形状など、多様なパーツ加工に対応しており、製品の基礎となる部材を安定して供給する重要な工程です。
導入以前は、鉄板用ハサミや汎用切断機を用いて手作業で加工を行っていました。穴位置の寸法出しも作業者が個別に設定する必要があり、多くの時間と労力を要していました。現在はネスティング機能により、同一材質・同一パーツを自動配置し、材料歩留まりを高めながら効率的に複数部品を同時加工しています。
同社で扱う製品では、鉄板厚6mmまでの加工を主に対応しています。レーザー加工機はあくまで「パーツを抜く工程」であり、その後の曲げや組立などは手作業で行われます。機械化と職人技の融合こそが、品質と生産性向上の両立を支えています。