2025.02.19
人知れず空気を入れ替える装置、ベンチレーターとは?
こんにちは、三和式ベンチレーターの広報担当です。
普段の生活で「ベンチレーター」という言葉を耳にする機会はあまりないと思います。ですが実は、私たちの製品は皆さまの身近な場所でひっそりと働き、快適で安全な空間づくりを支えています。今日はその代表的な存在である「ベンチレーター」についてご紹介します。
屋根の上で静かに働くベンチレーター
工場や公共施設などの屋根を見上げると、銀色の筒のようなものが並んでいることがあります。あまり注目されませんが、これがベンチレーター。
建物の内部にたまった空気を自然の力で入れ替え、常に新鮮な空気を取り込み続ける装置です。換気扇のように音を立てて回るわけではなく、屋根の上で静かに働いているため、普段はその存在に気づかない方も多いかもしれません。
役割は換気だけじゃない
私たちが手掛けているのはベンチレーターだけではありません。火災時に建物にこもった煙を外へ逃がす「排煙ハッチ」、太陽光を効率よく取り入れる「トップライト」など、建物を安全で快適に保つためのさまざまな製品を製造しています。
例えば排煙ハッチは、災害時に人命を守るための大切な仕組み。トップライトは自然光を室内に届け、省エネや働く人の快適性にもつながります。これらは表立って目立つものではありませんが、いずれもなくてはならない存在です。
広報として伝えたいこと
「普段見えないところで確かな役割を果たしている」――それが私たちの製品の特徴です。だからこそ、広報の立場からは「知ってもらうこと」が大きな使命だと感じています。
SNSやブログを通じて発信する中で、「こんなものがあるんですね」「知らなかったけど大事な装置なんですね」といった反応をいただくと、とても励みになります。製品の存在意義や、現場で働く人たちの思いを少しずつでも届けていきたいと思っています。
普段の生活では意識することが少ないベンチレーター。けれども、その一つひとつが皆さまの暮らしや働く環境を支えています。もしどこかで工場や施設の屋根を見上げる機会があれば、そこにある銀色の装置を少し思い出していただけるとうれしいです。